まいまいの日記

まいまいが日々思ったことをただ思いつくままに書き連ねるだけのぶろぐ。

私という人には。

私の両親は仲が悪かった

今にも飛び出していきそうな父親と、母親の何よりも大きな愛の、歪な境界線に生きていた。

人間に永遠の愛なんてものは無いと思った。

信じることは無価値だと思った。

一刻も早くそこから逃げたいと思った。何も考えたくなかった。

安穏とした毎日だった。私の記憶には薄暗い部屋と、昔はお母さんこうじゃなかったから、ここだけを覚えてないでね

という言葉

繰り返し聞いた言葉

逃げたいと思った私は、18でそれを実行した。

女性にはもっと好かれないと思っていたし、誰にも期待することは愚かだと思っていた。

 

だけどどこかで、愛される価値のある人間だと、本当の愛情は成立するものだと証明したくて、求めた。

今より若くて、言葉にできることも、感情を整理するにも未熟だった。

思えば母はいつも私に謝っていた。

出会えてよかったと。でも完璧な家庭ではないことに謝っていた。

母の愛を重いと思ったことなんて無い。私は母の子で、母に何よりも愛されて、何よりも幸せだ。

今それを証明したい。

ごめんねなんて言葉、私が全て塗り替えてやるから。

私はこんなに沢山の人に深く愛され、とても恵まれていると。

貴女のように強くはなれないけど、満たされ、誰よりも幸せだと。

今ここで、証明したい。

謝らないで。貴女は間違ってなんかない。

本当に強くて、美しい貴女へ。